家族の急な入院!退院までにやっておくべきこと

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入院によって歩けなくなる!?

病院では体の治療が行われるので、ベッドの上で過ごす時間が長くなります。

ベッドで寝たままで過ごすと、1日で1~3%、3~5週間で50%の筋力が低下すると言われています。

元々、歩くことに不安があったお年寄りの方などは、入院によって筋力が低下すると歩けなくなってしまう危険性が高くなるのです。

よって、ご家族は、病気の治療の状態を確認すると同時に、『どの程度、体が動くのか』という動作の確認を行い、家に帰ることができるのかを検討しておくことが大切です。

短くなっている入院期間

病院の入院期間は、どんどん短くなってきています。

厚生労働省の資料によれば、1984年に54.6日だった入院期間は、2016年には28.5日となっています。

入院している本人・家族にとっては、病院から早く退院できることは喜ばしいことですが、その反面、退院までの準備期間が短くなっているのが現状です。

退院までにやっておくべきこと

入院によって歩行能力が低下する危険性があるが、入院の期間は短くなっており、退院後の生活を準備する期間は減っているというお話をしてきました。

では、退院までにどのような準備を行う必要があるのでしょうか?

①退院の時期がいつになるかの確認
病状が安定してきた時期に、『退院がいつ頃になるか?』を主治医の先生や看護師さんに確認しましょう。

②『どの程度、体が動くのか』という動作の確認
『ベッドから立ち上がることができるか?』、『トイレまで歩くことができるか?』などの動作を確認し、現在の体の状態で家に帰れるのかを検討しましょう。

③医療ソーシャルワーカーに相談
病院には、退院後の生活や転院先の相談にのってくれる医療ソーシャルワーカーがいます。家に帰ることが難しい場合や自宅での生活に不安がある場合は、早めに医療ソーシャルワーカーに相談しましょう。

 

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