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玉砂利でも楽々移動可能な車椅子
伊勢神宮の参道は、玉砂利が敷き詰められており、通常の車椅子では移動が困難となっています。
伊勢神宮では、車椅子が必要な方でも参拝がしやすいように、玉砂利の参道でも移動がしやすい車椅子を無料でレンタルしています。
レンタルできる車椅子は、下の写真のようにタイヤが通常の車椅子より太くなっており、砂利道でも移動しやすくなっています。
レンタル可能な車椅子の種類
車椅子は、電動と手動の2種類があり、どちらも介助用となっています。
参道の距離は、内宮は片道800m、外宮は片道400mあります。介助される方の疲労も考えると、電動の方がおすすめです。
レンタル可能な電動の車椅子
レンタル可能な電動の車椅子は、車椅子を押すグリップの横に操作するコントローラーがあり、介助する人が操作します。
電動の車椅子を操作したことがない場合、周りに人が少ない広い場所で少し練習してみましょう。すぐに、操作感覚はつかめると思います。
電動の車椅子後部には、手押しする際のレバーもあります。
車椅子レンタルの申し込み場所
内宮・外宮ともに、衛士(えし)見張り所で、車椅子レンタルの申込が可能です。
内宮・外宮の 衛士(えし)見張り所 の場所
内宮:宇治橋の手前
外宮:火除橋
車椅子レンタルの申し込み方法
①衛士(えし)見張り所で、車椅子をレンタルしたい旨を伝える。
②書類に氏名・住所などの必要事項を記入。
手続きは、非常に簡単で、身体障害者手帳や介護保険証などの書類も必要ありません。尚、事前の予約は受け付けていません。
車椅子レンタルの料金は、電動・手動の車椅子ともに、無料となっています。
伊勢神宮まで乗ってきた車椅子も預かってもらえる
衛士(えし)見張り所 では、伊勢神宮内に入るまで使っていた車椅子を預かってもらうことが可能です。
また、コインロッカーもあるので、荷物を預けることもできます。
伊勢神宮内はどこまで車椅子で行けるの?
内宮・外宮ともに、衛士(えし)見張り所(画像の黒丸)から正宮の前(画像の黄丸)までは、車椅子で移動することが可能です。
車椅子で移動するルートは、画像内で赤線で表示されており、ルート内にある橋も車椅子で移動することが可能です。
段差や階段は、紫で表示されている部分になります。
階段や段差を避ける代替ルートもありますので、マップをよく見て移動して下さい。